「お多賀さん」で有名!延命長寿・縁結びなどのご利益がある【多賀大社】

滋賀県

滋賀県の神社仏閣巡りには欠かせない滋賀県の大社。

「お伊勢参らばお多賀へ参れ」といわれるように多賀大社の御祭神は伊勢神宮の天照大神(あまてらすおおみのかみ)の親神「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)」と「伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)」が祀られる近江国三宮の神社。

多賀神社は日本最古の書物「古事記」によれば、この二神が初めて夫婦の道を始め日本に八百万(やおよろず)の神々をお産みになったとされています。

そんな由緒を持つ多賀神社は年間約170万人もの参拝者が訪れる滋賀県屈指のパワースポットとなっています。

多賀大社の見所・パワースポット

太閤豊臣秀吉から奉納された橋


大鳥居をくぐるとすぐに見えるのが「太閤橋」「そり橋」とも呼ばれ、豊臣秀吉が母である大政所(おおまんどころ)ために病気平癒を祈り奉納、築造されたといわれている橋です。

この橋は一般の方でも渡ることが可能で多くの参拝者が太鼓橋を渡り本殿に行かれているようです。

※かなり傾斜がきつい橋になっているので気をつけて渡らないと転ぶ可能性もあるので十分に注意をしましょう。

周辺には、天満神社、秋葉神社があります。

かわいいしゃもじのお守りが人気


「お多賀杓子(おたがじゃくし)」という慣わしがあるが、これは「お玉杓子」や「オタマジャクシ」の名の由来とされている。元正天皇が病気になれれたときに、強飯(こわめし)と杓子(しゃくし)を献上して病が治ったとされていることから「しゃもじ」は縁起物となっているらしい。

また、笑門(しょうもん)絵馬も縁起物として人気で年末になると祈祷された笑門絵馬が限定販売されているそうです。


立派なご神門をくぐるとがらっと雰囲気が変わり、手水舎や神馬舎があり拝殿と続いてきます。

雰囲気のある社殿がすばらしい!

創建については不明。江戸後期に火災など数度の災害に遭い再建、今の建物は大正期に整備され社殿は昭和期に造られたものとなっています。


様式は三間社流造、向拝1間、檜皮葺、町指定文化財。

巨大なお多賀しゃくし

拝殿内の柱に納められている巨大なお多賀しゃくし、参拝するときに外から拝見することが可能です。

本殿のすぐ脇にある「寿命石」で長生きできる?

寿命石
東大寺の再建を命ぜられた僧侶がこの石に願ったところ20年の寿命を授かったといういわれがあるそうです。長生きや延命のしたいと願っている方は授与所に白石を頂き、石に氏名と住所を書いて寿命石の周りに石を置きお祈りするとより効果的だそうです。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

ぜひ参拝してほしい素敵な摂社・末社がが境内にある!

多賀大社の中には、「秋葉神社」「熊野神社」「子安神社」など全部で15個ほどあります。ここでは、おすすめする2つの神社をご紹介しますのでぜひ境内を散策しながら摂社・末社を巡ってみるのもいいでしょう。

ここによるべき!金運のパワースポットの「金咲稲荷神社」


金咲稲荷神社(かねさくいなりじんじゃ)多賀大社の末社で、本殿の右手奥にあり、伏見稲荷のような朱色の鳥居が並ぶ雰囲気のある神社。御祭神は、伏見稲荷大社と同じ宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀っていて、穀物・食物の生命をあらわす「稲霊(いなだま)」の神様。「お金が咲く稲荷社」とも呼ばれ商売繁盛屋・社運隆昌・金運上昇のご利益があります。

奈良時代からある歴史ある神社「日向神社」


本殿より右奥にあり、西参道入口近くにある。日向神社は、奈良時代には既に存在した古社で平安期には延喜式にも列せられた延喜式内社です。歴史を感じることができる神秘的な神社。

御祭神 瓊々杵尊(ににぎのみこと)

多賀大社の御朱印・お守り

多賀大社の御朱印


初穂料(料金)は300円。

多賀大社のお守り


多賀大社ならでは杓子のお守りがあったり、のかわいい縁結びのお守りがあります。良縁に恵まれるお守り「多賀縁守り」と「多賀結い守」などもあります。

多賀大社の駐車場・アクセス

多賀大社の駐車場


※参集殿駐車場の写真
多賀大社の参拝者用駐車場は2ヶ所あり、国道307号沿いにある多賀町観光駐車場、本殿の裏にある参集殿駐車場で車を停めることができます。いずれも料金は無料となっています。ただ、やはり人気の場所であるため休日などは混雑する場合もあります。

住所 〒522-0341 滋賀県犬上郡多賀町多賀604番地
公式サイト http://www.tagataisya.or.jp/

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