【峯の浦の垂水遺跡】”裏山寺”は幻想的な秘境スピリチュアル・パワースポット

山形県

山寺である立石寺から自動車で約10分程度で行くことができる秘境のパワースポット。

裏山寺は正式名称を「峯の浦」といい、山寺を開山した慈覚大師円仁が山寺の構想を練った場所と言われているようです。

不思議な巨石をみることができるあの都市伝説の番組でも紹介されていた遺跡です。

裏山を登りひたすら森の中を突き進むと、突然タイムスリップをしたような幻想的な風景が訪れるでしょう。

少し山道を上るので、トレッキングシューズなどを用意するとなお良いですよ。千手院からは15分程度で行くことができます。

垂水遺跡の見所・パワースポット

白い岩肌、蜂の巣状の岩は巨石・巨岩


巨石・巨岩凝灰岩でできたものになります。

木製の鳥居や古峯(こぶはら)神社


日本の山岳信仰がわかり、岩の中に建てられた神社はある意味神秘的な光景です。岩の上にある祠、なかなか見ることができないところ。


古くは慈覚大師円仁もここで修業し、インスピレーションを得て山寺を東北における天台宗の布教の拠点に定めたと言われている場所。巨石や修験場などを観ることができます。

垂水遺跡のほかにもパワースポットがたくさん!


垂水遺跡を背に少し山を登ると、圧巻の景色が待っています。「城岩七岩」と名付けられたエリアがあり、弓張岩、盾岩、猿岩、鏡岩、塩岩、砦岩、冑岩という名前の7つの岩が、まるで古の城壁のように連なっています。
※岩場の近くまで行くことは可能ですが、険しく危険な場所なので、十分気をつけてください。

岩場の先には、絶景が。下に広がる集落や四季折々の自然を眺めると、時間を忘れてしまうほどの美しさが広がっています。

歴史が息づく「修験場跡・毘沙門天岩」

山道を進み、足元の石を踏みながら進むと、「修験場跡・毘沙門天岩」に着きます。この場所は、かつて多くの人々が集まった祭りの広場だそうで、屏風岩、男岩、女岩、そして毘沙門天岩という岩々に囲まれます。なんとも不思議な空間は峯の浦の中でも特に訪れる価値のあるスピリチュアル・パワースポットと言えるでしょう。

生まれ変わる「胎内くぐり」

さらに少し下ると、「胎内くぐり」という名前の岩があります。この岩には、人が通り抜けられるほどの大きな穴が開いています。伝承によると、この岩をくぐると新しい自分へと生まれ変わると言われているそうです。

烏帽子岩(えぼしいわ)、城岩七岩(しろいわなないわ)、修験場跡など垂水遺跡の周辺には謎が多く 1時間半ほどでこれらを観て回ることが可能です。

不思議な体験をしたい方はこちらを参考にして回ってみるのもいいかも。また、雪が降る冬の時期でも訪れることができ、また違った冬の幻想的な風景を見せてくれることでしょう。

峯の浦の垂水遺跡の駐車場・アクセス

駐車場


垂水遺跡の駐車場は、3ヶ所ほどあります。

1つ目の駐車場は、千手院鳥居左横にある、案内図の看板付近に1台程度駐車可能です。
2つ目の駐車場は、千手院の鳥居の前に自動車を5台程停めることができるスペースがあります。平日は、あまり混雑していないのでこちらを駐車場として停めている方が多いようです。
3つ目の駐車場は、『千手院踏切』を渡り右手に一般車駐車場があります。こちらは7~8台ほど駐車できるスペースはあり、休日等混雑している場合はおすすめです。また、さらに奥には大型バスなどが駐車可能なスペースもあります。

アクセス

電車でのアクセス

山形駅から仙山線(快速)で山寺駅まで約16分で行きます。そこから徒歩で約17分(1.3 km)で峯の浦の垂水遺跡に行くことができます。

車でのアクセス

山形駅からときめき通り、県道19号、県道276号、県道19号を通り約33分で峯の浦の垂水遺跡に行くことができます。

垂水遺跡までの行き方


場所は、最上三十三観音の二番札所でもある千手院観音の裏手にあり、お堂の脇を通り、裏山を15分程度登っていくとそこには幻想的な風景を目の当たりにすることができます。

峯の浦の入り口「千手院観音」もおすすめ


ここが峯の浦の玄関口となります。


階段を登ると線路があります。電車は普通に通りますので転ばないように気をつけて渡りましょう。


千手院観音に祀られているご本尊は慈覚大師の作とされる木造千手観世音菩薩立像が秘仏として安置されているそうです。

垂水遺跡の概要

所在地 〒999-3301 山形県山形市山寺 千手院
関連サイト https://yamagatakanko.com/attractions/detail_12319.html

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